統計データに騙されない!

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    ただ今、以前このブログでシリーズでやっていた

    統計データに関するはなしをYouTubeでやっております。

     

    今日は朝日新聞10月11日付記事に掲載されていた

    「海藻食べると心筋梗塞のリスク減」という記事をとりあげて、

    新聞における統計データの扱われ方を紹介しております。

     

    興味のある方は是非!

     


    台風一過。世界遺産登録!&私たちと塩の深イイはなし16

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      台風7号やっと通り過ぎました。

      私どもに関しては被害はありませんでした。

      多くの方にご心配いただきありがとうございます。

       

      それほど大きい台風ではなかったようですが、

      直撃ということでかなり風は強く、枝や葉がちらかっていました。

       

       

      上の階段からの様子です。

       

       

      工房は一応無事です。

       

       

      台風のあとはゴミが打ち上げられ、

      ホースが埋まっていました。

       

       

      なんと今うちの上の道路を路線バスが通っています。

       

      先週金曜日の大雨で山向こうの曽根地区で土砂崩れがあり現在通行止め。

      よって、全ての車がこの道路を通るというわけです。

       

       

      この道路はバスの路線となっていないので、

      路線バスが通る光景がチョー珍しくて、

      ついつい写真を撮ってしまいます。

       

      でも、早い復旧をお祈りしています。

       

       

      30日の夕方、鯨賓館ミュージアム。

      世界遺産登録のパブリックビューイング(?)があるとのことで、

      ミーと出かけてきました。

       

      遅くまでかかりそうだったので、17時過ぎに退散、

      しか〜し、18時前に決定したとのこと。

       

      残念。記念切手をもらい損ねました。

       

      でも、

      関係者のみなさん長い間お疲れさまでした。

       

      今後は私も九州商船蠡攤澤織魁璽妊ネーターとして、

      上五島にお役に立てるプラン作りに邁進します!

       

      そうそう、だいぶ時間がたってしまったのですが、

      先月、久しぶりに長崎新聞に投稿しました。

      結構反響があったのと、「私たちと塩の…」シリーズとも関連が深いので、

      紹介させていただくことにします。

       

      内容は、

      インフルエンザ治療薬・タミフルの10代投与解禁についてです。

       

      なぜこれがこのシリーズと関係があるか?

       

      今の医療界の統計データに対する姿勢、

      データの取り扱い方、さらにメディアの対応が、

      塩と高血圧の関係など「塩悪玉説」と共通する点があるからです。

       

      投稿の土台となったのは、長崎新聞5月17日の記事。

       

       

      2017年、タミフルを服用した中高生が、

      服用直後に自宅から道路に飛び出し車にはねられて死亡したり、

      高層マンションから飛び降りて死亡したりする事故が頻発したため、

      10代に対するタミフルの服用が禁じられたのはご記憶と思います。

       

      その後、タミフルの10代投与の是非について、

      厚労省の専門家委員会で議論が続けられてきました。

       

      早い時期から、投与再開の突破口として「異常行動」が注目を集めてきました。

       

      どういうことか?

       

      昔からインフルエンザの症状がひどい場合、

      「うわごとを繰り返す」「ぼーっとして部屋をうろつく」

      などの症状があることは知られていました。

       

      これを「異常行動」と定義したのです。

       

      そうするとどうなるか?

      薬がない時代からみられたそうした軽易な症状と、

      服用後に道路に飛び出して車にはねられる、

      高層マンションから飛び降りるといった恐ろしい行動が、

      「異常行動」という言葉でひとくくりになります。

       

      あとは自然の流れです。

      記事にはこうあります。

       

      会議では、異常行動とタミフルの因果関係は分からず、

      服用の有無や薬の種類で異常行動の発生に大きな差はないと判断した。

       

      つまり、薬を飲んでも飲まなくても「異常行動」は起こるので、

      タミフル服用を禁止する意味がないとうことです。

       

      たしかに、うわごとを言うのも、道路に飛び出すことも「異常行動」になったので、

      理屈に何ら落ち度はありません。

       

      さらに記事はこうつづきます。

       

      子どものインフルエンザ患者の異常行動の報告は続いており、

      薬を服したかどうかかにかかわらず、できるだけ目を離さないよう保護者に注意喚起を続ける。

       

      今回の専門会議で決まったことは、

      .織潺侫襪療衢榛導

      異常行動で引き起こされる結果を回避するのは保護者の責任。

      とうことです。

       

      さらに、今回の再開の前段として、昨年、厚労省は次のような通知を都道府県に出しています。

      (1)窓や玄関の施錠する

      (2)窓に補助錠(格子)を設置する

      (3)一戸建ての場合は1階に寝かせる

       

      で、投稿してみました。

      長崎新聞5月17日の「声」欄です。

       

       

       

       

      もっとも、塩屋の言葉をそのまま信用するのは危険です。

       

      心配な方は、ぜひお医者さんに質問してみてください。

       

      Q 薬を服用してしなくても異常行動は起こるということですが、

        薬を服用しないで高層マンションから飛び降りて亡くなったり、

        道路に飛び出して亡くなった人はどれくらおられるのですか?

        服用した人と同じ割合でおられるのですか?

        

      Q これまで、インフルエンザにかかっときお医者さんから、

        「高層マンションの場合は格子つきの部屋で寝かせなさい」とか

        「2階建ての家では1階に寝かせなさい」とか、

        「二日間は子どもから目を離したらいけない」とか

        一度も言われたことがないのですがどうしてですか?

       

       

      この突込みどころ満載の内容に対して、

      新聞やテレビなどのメディアは沈黙をつづけています。

       

      タミフルの危険性を訴える医療関係者もたくさんいるのですが、

      そうした主張は一切取り上げません。

       

      でも驚きません。

       

      減塩の危険性についても同じ姿勢だからです。

       

      それについては、減塩についてお話するとき取り上げたいと思います。

       

       

       


      睡眠時無呼吸症候群と高血圧のリスクに関係あり?

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        木曜日午前、海水の様子を見に行くと、

        何やら黒い物体が波打ち際を行き過ぎます。

         

        なに?

         

         

        エイでした。

        弱っているのか、海面から少し顔を出すように漂っています。

         

        夕方汲みに行くとまた同じ場所で発見。

        どうやらずっとこのあたりを漂っていたようです。

         

         

        金、土は先日の階段工事のつづき。

        徐々にきれいに?なっていきます。

         

         

        さて、先週5月10日の長崎新聞をみていたらこんな記事を発見。

         

        寝ている間に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と、

        高血圧や糖尿病のリスクとの間に関連性があることが分かったと、

        京都大学…のチームが9日、国際学術誌電子版に発表した。

         

        ですと…!?

         

        ですが、そのすぐあとに、

        「現段階では因果関係は不明」とあります。

         

        因果関係が不明なら何も言うことはできないはずなのですが、

         

        つづけて、

        「SASの人は高血圧や糖尿病の検査を受けたほうが望ましい」

        とあります。

         

        因果関係は不明なのに!?

         

        そして、この記事の締めくくりが、

        『「今後、因果関係について研究を進めたい」としている。』

         

        なんと、「検査を受けたほうが望ましい。」

        でも「因果関係についてはこれから調べますね。」

        ということのようです。

         

         

        相関関係があったからといって、因果関係があるとは言えません。

        この統計学のイロハが完全に無視されています。

         

        どうしたもんじゃろの〜。

         

         

         

        相関関係と因果関係の違いについては、

        昨年11月の当カテゴリーで触れていますので、

        興味のあるかたはご覧ください!

         

        11月25日のブログ

        (その前後の土曜日もぜひ!)

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         


        私たちと塩の深イイはなし NO.15 夜間頻尿のつづき

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          一昨日18日、長崎新聞を読んでいましたら先週の記事で紹介された先生が登場していましたので、

          ご紹介しておきます。

           

          とにかく、根拠とされている統計データの出どころが紹介されておらず、

          検証のしようがありません。

           

          新しい研究成果を発表するときにデータを見せないのは理解に苦しみます。

           

           

          排尿障害の治療の一環として減塩?

          理解に苦しむところです。

           

           


          私たちと塩の深イイはなし NO.14〜「夜間頻尿の原因は塩の摂りすぎ?」〜

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            今日の朝日です。雲が広がってていまいち。

             

             

             

            これは数日前の日の出。アップしてなかったのでここで改めて。

             

             

             

             今回は番外編としまして、前回ご紹介した「みそ汁血圧に影響しない」の記事をスクラップから取り出したときに一緒に出てきた奇天烈な記事をご紹介します。これは統計調査のやり方以前のものですから、余興と思って御覧ください。

             

             

            西日本新聞2016年2月13日「夜間頻尿 塩分摂りすぎ注意」というタイトルの記事です。(全文そのまま掲載します。)

             

             夜の眠りを妨げるたびたびの尿意を加齢のせいだと諦めるのは早いかもしれません。長崎大泌尿器科の松尾朋博助教、宮田康好准教授らのグループは、塩分を摂りすぎると夜間頻尿が起こりやすいことを研究で明らかにした。松尾さんは「夜の頻尿に悩む人は、食事の減塩を試してほしい」と呼び掛けている。

            グループは、ぼうこうの病気など頻尿の明らかな原因がある人を除く20〜90代の通院患者728人に研究に参加してもらった。来院時の検尿から1日の塩分摂取量を推定し、人数が半々になるように摂取量の多い群、少ない群に分け、夜間の尿の回数や量を記録してもらって両群を比較した。すると、摂取量が少ない群の夜間排尿は平均1.4回だったのに対し、多い群は同2.2回。尿量も摂取量が多い群が少ない群の約1.5倍だった。

             

             

             

            記事の現物です。

             

             

            ここで記事の本文、一旦中断です。

             

            ここまで読むと、「塩分を摂りすぎるとその分水を飲むよね。だとすると、夜中に起きてトイレに行くのも当然だけどなあ。」

            と、この記事の先行きが心配になった方もおられるのではないでしょうか?

            ところが、その危惧が的中します。

             

            さあ、記事のつづきです。

             

            塩分をたくさん取(ママ)ると喉が渇いて水分の摂りすぎにつながり、頻尿の原因になるが、松尾さんによると夜間頻尿の原因はそれだけではなく、ホルモンの働きなどが複雑に関係しているとみられている。

             この研究では、摂取量の多い群は1日平均11.4帖⊂ない群は同7%の塩分を取(ママ)っていた。厚生労働省は昨年、成人の1日当たり塩分摂取量の目標値を従来より引き下げ、男性は8.0通に、女性は7.0通にとした。

             

             

             

            以上が全文です。

             

            頻尿の原因は塩分の摂取にもあることは認めたうえで、

            頻尿をもたらす真犯人は…

            とくると思いきや、

             

            「ホルモンの働きなどが複雑に関係しているとみられている。」

            ですって、

             

            「おいおい、そこを端折ってどないすんねん!」

            と突っ込みを入れたくなります。

            だって、ここを明らかにしなければ、この論文にはなんの新規性もなくなってしまいます。

             

            ところが、そこは放ったまま、厚生労働省の塩分摂取の目標値などでお茶を濁して終わりとは。

             

            この論文はいったい何を伝えたかったのでしょうか?

             

            また、新聞社はこのような論文にどんな価値を見出して取り上げたのでしょうか?

             

            改めて、冒頭の部分を読むと、

            「加齢のせいだと諦めるのは早いかもしれません。」

            と弱弱しくも病院の受診を勧めています。

            販促の一環なのでしょうが、

            それにしても、「かもしれません」とは自信なさすぎですし、

            「夜の頻尿に悩む人は、食事の減塩を試してほしい。」

            と患者に「お試し」を進めるのは健康食品のようです。

             

            こんなところに気をつけながら新聞をお読みになったら、

            こんな記事にもたくさん出会えます。

             

            みなさん!気をつけなはれや♪

             

             


            北魚目中学校最後の学習発表会

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              快晴です。(ボケてますが…)

               

               

              さて、昨日は北中の学習発表会に行ってきました。

              これが北魚目中学校としては最後の学習発表会です。

               

               

              いろいろな作品が展示されています。

               

               

              2年生の職場体験の発表も行われました。

              もちろん、うみしおで職場体験した立木君の発表もありました。

               

               

              驚いたのは、彼の目のつけどころです。

               

              職場体験中は、いろんなことを伝えましたが、その中から、

               

              /祐屬おいしく感じる塩分濃度が0.9%で、それが体液の塩分濃度と同じ、

              △砲りの主成分である塩化マグネシウム等は体にとって悪い、だから製塩の工程で取り除く、

               

              ということを取り上げて発表していました。

               

               

              すばらしい!将来が楽しみです。

               

               

              大水石油での職場体験は劇にもなっていました。

               

               

              ヒロたち3年生は福祉体験学習の発表と劇。

               

               

              いや〜感動しました。

              また、6人の生徒の演技のすばらしさ。いや〜驚きです。

               

              ヒロは神様(仙人?)という大役。

              最初から最後までの長セリフをカンペなしで完璧に終えました。

               

              保育所からみてきた子たちだけに感動もひとしおです。

               

               

              最後に全校生徒で合唱。

              これがまた上手なのです。

               

              感動につく感動につぐ学習発表会でした。

               

               

               

              さて、土曜日です。いつものやつをお届けします。

              今週はちゃんと土曜日に間に合いました。

               

              私たちと塩の深イイはなし NO.11

               

              今回も「スプリアス効果」というバイアス(偏向)から生じる統計上の誤りについてお話しします。案内役は例によって谷岡一郎著「社会調査のウソ」(文春新書)です。

              今回の箇所では筆者も少々ヒートアップ気味。

              統計調査のプロだからこその熱き思い、

              と良い様に解釈してお読みください。

               

               

              《「暴力TV、子供に影響/なぐる・ける…と相関/小中学生を総務庁調査」

               テレビ番組で暴力シーンを見ることが多い子供ほど暴力行為や、万引き、喫煙など非行・問題行動に走りやすいことが、総務庁の調査結果で明らかになった。(後略)》(「朝日新聞」1999年10月31日)

               いつも不思議に思うのだが、このような調査を計画し、勝手な結論を出しては新聞社などのマスコミに流す人間というのは、いったい何を考えているのだろう。特定の意思(悪意)があってのことなのか、それとも単に頭が悪いだけなのか。ただ「相関があった」と言えば済むところを、「○○が××に影響」などと証明もできていないことを発表するのは、総務庁が調査に詳しい人間を何人も抱えていることを勘案すると、何らかの目的を持って民衆を騙すためではないかとも思われてくる。

               普通の感覚であれば、見出しのような[TVの暴力シーン→子供の非行]といった因果モデルよりも、次のようなモデルに思い至るものである。

               

              ★親の育て方→子供の暴力的な性格 → 暴力的なTVをよく見る

                               → 暴力・万引きなどの非行

              または、

              ★すぐ、なぐる・けるような性格 → 暴力TVをよく見る

              もちろん、この図式も仮設にすぎないが、要するに「暴力的TV」をよく見ることが「暴力や万引き」を引き起こすと結論づけることが、いかに乱暴なことであるかがわかってもらえればよいのである。

               

               

               以上、「社会調査のウソ」から引用しました。

               

               「そんなことあるわけね〜だろ!」「くだらんこと言うな!」。

              テレビに登場するキャスターやコメンテイターに向かって毒づく人が世の中には結構いるようです。

              相手には届かないのについ…。私もそうした癖をもつものの一人です。

              もっとも最近は、テレビのニュースは極力見ないようにしていますが、

              新聞は一応情報源として読まざるを得ず、毎日一通り目を通すようにはしております。

               

              するとあるわあるわ…。筆者のような専門家の啓蒙活動にもかかわらず、

              統計データのデタラメは増える一方、といっても言い過ぎではないでしょう。

              なるべくイライラしないようにはしているのですが…。

               

               

               

               


              私たちと塩の深イイはなし NO.10

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                うっかり土曜日にアップするのを忘れていました。

                 

                今回は、「スプリアス効果」というバイアス(偏向)から生じる統計上の誤りについてです。

                案内役は例によって谷岡一郎著「社会調査のウソ」(文春新書)です。

                 

                 

                 

                 1998年に「子供をきれさせないための食事」なるトピックがマスコミを賑わせたことがあった。(「日本経済新聞(夕刊)」1998年11月10日/「ニューズウィーク日本版」1998年11月18日号)。ジャンクフード(カップ麺やスナック菓子、ハンバーガーなどのファストフード)を食べる頻度と非行の間に相関関係が見つかったとして栄養学者も加わって、もっともらしい理屈(血糖値がどうしたとか)を並べ立て、これに文部省も予算化して取り組むことになったというものであった。

                 犯罪学を専門とする筆者に言わせれば、この相関はいずれも「親の躾の手抜き」から派生した結果にすぎず、栄養学的な因果は、たぶん何もないと思うが、仮にあったとしても補助的なものであろう。

                 学者が犯す調査方法論の過ちは、のちに述べる社会運動グループやマスコミのものほど単純ではないため、一般的には(社会調査の方法論を学ぶ機会のなかった人には)正しく見えてしまい、反論できないことがよくある。

                 

                以上、谷岡一郎著「社会調査のウソ」(文春新書)からでした。

                 

                 後先になって申しわけありませんが、先週までご紹介した「逆方向の因果」を含めて、世の中には様々なバイアス(偏向)がかかった統計データが存在します。

                そのバイアスをいかに除去するかが統計調査においては重要となり、

                読む側に立てばそのバイアスを見抜くことが重要になります。

                 今回ご紹介したのは、「スプリアス効果」と呼ばれるものです。

                今回の事例で説明しますと、

                「ジャンクフードを食べる頻度」と「非行」は両者とも、一つの変数(「親の子育ての手抜き」)からの結果に過ぎない可能性があるにもかかわらず、短絡的に両者を原因と結果で結びつけてしまう、そんなミスです。

                 もっと分かりやすい事例として著者があげているのが「灰皿の数」と「肺ガンにかかる率」の関係。「灰皿」がたくさんある家庭で肺ガンの発生率が高かったとしても、「灰皿」が多かったから「肺ガン」になったわけでも、「肺ガン」になったらむやみと「灰皿」を集めたがるわけでもありません。「灰皿」も「肺ガン」どちらも「喫煙習慣」からの結果にすぎないからです。

                 この手のバイアスは身の回りにあふれています。私が大好きな水曜日の夜に放送されている「サンマのホンマでっかTV」でもときおり登場します。この番組には新聞やテレビが取り上げない学者や専門家が登場して常識とは違うコメントをするので楽しみなのですが、(変わり者の彼らを上手に操るサンマのすごさにも感服)、そこでパネラーが使う統計データにもバイアスが入ったものをみかけます。もちろん、バラエティですからそこはスルーしますが、これが私たちの健康のこととなると笑っては済まされません。


                北魚目中学校最後の運動会となりました。

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                  北小と北中の小中合同運動会が開かれました。

                  悪天候で15日(日)が17日(火)に順延、またまた雨で20日(金)に
                  開催されました。
                  幸い天候は運動家にぴったり。
                  ヒロ最後の運動会でもあります。
                  白組の団長と大会実行委員長ですって!

                   

                  恒例の玉入れあり、

                   

                   

                  ダンスあり。中央がヒロです。

                   

                   

                  応援合戦は赤白合同で。

                  ヒロが応援団長として活躍しました。

                   

                   

                  そして最後は実行委員長としての挨拶。

                  見事に任務を終えました。

                   

                  参加した種目がなんと10個!?

                  出っぱなしです。さぞ疲れたことでしょう。

                   

                  こうして北中最後の運動会も無事終わりました。

                   

                   

                  さて、土曜日です。

                   

                  私たちと塩の深イイはなし NO.8をお届けします!

                   

                   

                  先週ご紹介した「逆の因果」の事例を今週もご紹介します。

                   

                  以下、谷岡一郎著「社会調査のうそ」(文春新書)からの引用です。

                   

                   

                   

                   

                   

                  …スタンフォード大学のミカエラ・キルナン博士らによる事例が報じられている。(朝日新聞1998年9月7日)

                   

                  ≪「ダイエット食品は減量に役立つか」

                   ダイエット食品の効用に疑問をもったマリエ・アンゾ博士は、ランダムに選んだ男女1,000人ずつ、計2,000人に一日に食べるダイエット食品の回数と量を尋ねてみた。ついでに各自の肥満度[(身長−体重)÷110]も測定してみた。その結果次のことが判明した。

                  (a)ダイエット食品を食べる回数が多ければ多いほど肥満度が高い。

                  (b)ダイエット食品を食べる量が多ければ多いほど肥満度が高い。≫

                   

                   結論としてマリエ・アンゾ博士は、

                  ダイエット食品はあまり効果がないばかりか、

                  逆の効果が観察されると発表した。

                   

                   さて、この調査はどこがどうおかしいか。

                   

                   ここで最低30秒ほど考えてもらいたい。

                   

                   いささかトリッキーなワナが仕掛けられている例だが、答は次のとおりだ。

                  「単に太りすぎの人がダイエット食品をよく食べていただけだった」

                   

                  二つの変数(この例では「ダイエット食品の摂取回数(量)」と「肥満度」)

                  の間に相関がみられるとき、

                  この例のように「××であるほど△△であった」というような因果を模した書き方をされると、

                  いかにも前者が原因で後者が結果であるような気がするものである。

                   実はこの種の因果関係を逆に考えてしまうモデルは思ったより多い。

                   

                   

                   以上、谷岡一郎著「社会調査のウソ」から引用しました。

                   

                   

                   このような有名で実績のある大学においても、

                  統計データがこのような形で利用されているのです。

                  自分の頭でしっかり見極めることの大切さを感じます。

                  とりわけ、自分や自分の家族の健康を左右する情報については気をつけなきゃ!

                  となりますよね。

                   

                   

                  今しばらく、減塩のはなしの地ならしにお付き合いください。

                   

                  次回もこの「逆の因果」の事例をご紹介する予定です。

                   

                   

                   

                   


                  私たちと塩の深イイはなし NO.6 〜40代出産女性は長寿?〜

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                    早朝、きれいな海。

                     

                     

                    また暑さがぶり返してきました。

                     

                     

                    先週金曜日は中学校の駅伝大会。

                    ヒロ最後の駅伝です。

                     

                    残念ながら最後から一番。

                    北中最後の駅伝。来年は魚中として出場です。

                     

                     

                    ただいま、紙芝居制作に取り組み中。

                    もちろん塩について。

                    とりあえず、地球の誕生から人類誕生までの歴史をば。

                     

                    お絵かきはミーかヒロに頼みたいのですが忙しそうですし、

                    とりあえず自分でやってみようと思い、

                    絵具を使ってみると何かと難しい、というか片づけなどが面倒くさい。

                     

                    そうだ!クレヨンとかクーピーでどうか?

                    子どもたちの保育所時代のものが残っていたので、

                    とりあえずやってみたところ、

                     

                     

                    まあ、なんとかいけるかも?

                     

                     

                    もっとも、見本とは似ても似つかず…

                     

                    試行錯誤しながら10月中の完成を目指して頑張ります。

                     

                     

                     

                    さて、土曜日です。

                     

                    先週に続き、統計データの事例をもとに考えていきます。

                    今回は日本経済新聞の記事からの引用です。

                     

                    「40代出産女性は長寿/米大学が発表/ホルモンが影響?」

                    【ワシントン10日=共同】

                    40代で出産した女性は長生きする傾向にある、

                    と米ハーバード大学のトーマス・パールス博士らの研究グループが

                    11日発行の英科学誌ネイチャーに発表した。

                    女性ホルモンが影響しているらしい。/同博士らは、1896年に生まれ、

                    百歳を超えて現在も長寿を誇っている76人の女性たちと、

                    同じ年に生まれて73歳で死亡した54人の女性を比較した。

                    /その結果、73歳で死亡した女性の中で40歳代で出産したのは約6%だったのに対し、

                    百歳以上の長寿者のうち40歳代で出産した女性は約20%もいた。

                    調査対象の女性は全員、ボストン周辺に住んでおり、

                    出産年齢のほかに寿命に影響を与えそうなほかの要因はなかったという。

                    /パールス博士らは「高齢出産すると、必ず長生きするとわかったわけではない」としている。

                    (日本経済新聞夕刊1997年9月11日)

                    なかなか面白い結果ではあるが、いかんせんサンプルが少なすぎる。

                    そもそも、78人の20%(15〜16人?)と54人の6%(3人?)の女性が

                    高齢出産していたということに何か意味があるのだろうか。

                    それはともかく、ここまで読んでこられた皆さんの頭には、次のような疑問が浮かんでいるのではなかろうか?

                    「百歳まで生きられるほど元気な人だったからこそ、高齢で出産できたのではないか」

                    つまり、見出しが示唆する因果関係は、実は逆ではないかという疑問である。

                    「ネイチャー」誌はきちんとした査読システムのある

                    その世界ではもっとも信頼されている論文誌だが、

                    それにしてもまたへんな調査が採用されたものである。

                     

                     

                     

                     

                    以上、谷岡一郎著「社会調査のウソ」から引用しました。

                     

                     

                    新聞紙上の医療系の話題、例えば新しい研究開発をはじめる、

                    とかいった場面において、このような統計データ、

                    即ち「結果」と原因が逆になっている

                    (長生きできるほど丈夫な体だったからこそ高齢出産できた。)

                    ものが引っ張り出されているのをよく見かけます。

                    その意図はともかく、結果としてこうした統計データをもとに国の予算が投じられたリ、

                    人々を何らかの行動に急き立てるようなことがあれば問題です。

                    統計データの見方を身につけておくことの大切さを痛感させる事例です。

                     

                    次週も引き続きこうした事例をご紹介します。


                    私たちと塩の深イイはなしNO.4 〜人気の大統領はだれ?〜

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                      この季節の風物詩、涼風マラソンに行ってきました。

                      ゴール写真を撮ってくれということで、

                      フォトクラブでもある若松さんを連行していきました。

                       

                       

                       

                       

                      人数も増え例年よりも盛り上がっていました。

                       

                       

                      若松さんお疲れさまでした。

                       

                       

                      さてさて、

                      今週もやってきました。あのしつこくてくどいコーナー。

                      そういわずお付き合いくださいませ。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      先週のブログを読み返してみましたらチョー長い!

                      大変ご迷惑をおかけしました。

                      以後、できるだけ短くしてお届けしますので、

                      どうかお付き合いください!

                       

                      さて、最強の武器として「統計学」、

                       

                      「統計データを読み解く力」をご紹介しました。

                       

                      私たちの身近には統計データがあふれています。

                      新聞、テレビにはいろいろな統計データが取り上げられています。

                      私たちはそれらの統計データを正しく読み解いているでしょうか?

                       

                       

                       

                      今回は、私たちが一般的に触れている統計データを例にとり、

                      統計学とはどういうものか?

                      どうやったら統計データを正しく読み取ることができるのか?

                       

                      数週にわたって考えてみたいと思います。

                       

                      少々お時間をとらせますが、

                      減塩の是非についてだけでなく、

                      いろんな面で役立つことになると思いますので、

                      お付き合いくださいませ。

                       

                      なお、今回からご紹介する事例は、

                      谷岡一郎著「社会調査のうそ−リサーチ・リテラシーのすすめ−」(文芸春秋)

                      から主に引用しております。(もちろん、その都度出所は明らかにします)

                       

                      統計学についての書籍はたくさん出ていますが、

                      統計データの分析手法についてたくさんのページが割かれているものばかり。

                      そういった中、本書はそうした手法の細部には入らず、

                      統計データとの付き合い方、統計的なものの見方、

                      ということに力点が置かれています。

                      興味のあるかたは是非、読んでください。

                       

                      なお、少しでも楽お楽しみいただくために、

                      クイズ形式で進めさせていただきます。

                      なるべき上から目線にならないよう気をつけますので、

                      お付き合いください。

                       

                       

                      では、そのトップバッターは?

                       

                       

                      事例

                      朝日新聞1991116日に掲載された記事をご紹介します。

                      この記事は、アメリカロのサンゼルスタイムズを引用して書かれているようです。

                       

                      で、この記事を読んで何か気づいた点はありませんか?

                       

                      「一番人気はカーター氏/歴代大統領/米紙が調査」

                      【ロサンゼルス4日=共同】4人の前、元米大統領のうち一番人気があるのはカーター氏で、在職中に高人気を維持し続けたレーガン前大統領は“並”に転落――。米紙ロサンゼルス・タイムズが4日発表した世論調査でこんな結果が出た。/9月下旬、全米で1,600人を対象に行ったこの調査では、健在の4人の前、元大統領のうちだれを支持するか、という質問に対し、35%がカーター氏、22%がレーガン氏、20%がニクソン氏、10%がフォード氏と答えた。/この結果について、「カーター氏は人道的な政策が評価できる。」「レーガン氏は貧しい人のためには何もせず、多くのホームレス(浮浪者)を生む原因となった」という回答者の見方を紹介している。(朝日新聞1991116日)

                       

                       あ〜そうか〜。そうなんだ〜。と違和感なく読み終えた方が大多数ではないでしょうか。

                      少なくとも私は何の違和感も抱かずに読み終えました。。

                       

                      しかし、著者はこの記事に統計学的に大きな欠陥があるといいます。

                       

                      さて、どこに問題があるのでしょうか?

                       

                      時間がある方は、しばらく考えてみてください。

                       

                      お分かりになられた方は、このシリーズはご覧になられる必要はないと思います。

                      というか、減塩についてもすでに自分なりの結論をお持ちのことでしょう。

                       

                       

                       

                      では、第1ヒントです。

                       

                       

                      この調査は、1991年(ブッシュ大統領時代)の時点で生存していた過去4人の大統領(ニクソン、レーガン、カーター、フォード)に絞って行われました。

                       

                       

                      さあ、どうでしょう?

                      (このヒントを出されても私は分からなかったことは間違いありません。)

                       

                       

                      つづいて、第2ヒントです。

                       

                      アメリカは2大政党制。

                       

                      つまり、国民のほとんどが共和党か民主党支持に分かれます。

                       

                       

                       

                      これで分かりますか?

                       

                       

                       

                       

                      それでは、最終ヒントです。

                       

                      カーターは民主党、レーガン、ニクソン、フォードは共和党です。

                       

                      これは大ヒントです。

                       

                       

                       

                      では、ここで引用されている統計データのおかしい点は?

                       

                       

                       

                      共和党支持者の票は、レーガン、ニクソン、フォード3人にわかれる可能性大ですが、

                      民主党支持者の選択肢はカーターしかありません。

                       

                      共和党と民主党が拮抗している今のアメリカにおいては、

                      カーターが人気1位となるのは調査の前から明らかであるといえます。

                       

                      このような統計データを根拠にして、、

                      「カーター氏は人道的な政策が評価できる。」

                      「レーガン氏は貧しい人のためには何もせず、多くのホームレス(浮浪者)を生んだ」

                      というコメントを掲載する、

                      これが日本のメディアの現状といえます。

                       

                      統計学について全く理解がないのか、

                      はたまた何らかの意図があってのことか?

                       

                      あらさがしをしているようにみえるかもしれませんが、

                      こうした統計データが私たちの抱く常識のもとになっているものです。

                      減塩の是非について考えるにあたって、

                      まずはこうした常識を払拭する必要があります。

                       

                      来週はこうした統計データがどのような弊害をもたらしているか?

                      お届けしたいと思います。

                       

                       

                       



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